限界旅行のすゝめ

三度の飯より旅が好き! 秘境駅、ローカル線、温泉、廃墟廃道廃線なんでも興味あり!そんなこんなでいつも貧乏旅してます。

【海外旅】コロナに負けるな!台湾旅行3日目・4日目

台湾3日目の今日は郊外へ出ることに。このツアーパックは4日間だけど飛行機の関係で夜中2時ごろには台北を出るので実質の最終日。前日1:30就寝で疲労はピークに達しているけど寝坊してる暇は無い!!気合いで起きるぞ!!!

 

5:10  ホテル出発

いきなりアクシデント。昨日限界まで動いていたせいで友達がダウン、30分くらい起こしてるけどマジで起きない。今日がハイライトなのになぁ。流石は寝坊に定評がある友達、ちょっとやそっとでは起きる素振りが全く無い。だんだん時間が無くなってきたので諦めて1人でホテルを出る。ちなみに友達は買っておいたSiMが使えない、つまり離れ離れになればもう連絡する手段が無くなってしまう。台湾でこの状況は結構まずいけど俺も旅程崩すわけにはいかない苦渋の選択だった。

 

タクシーを使って台北車站へ、中国語の券売機に苦戦しながらなんとか初めての台鐵に乗車。今日の前半戦は平渓線の駅巡りを中心にやっていく。

 

6:23  三貂嶺車站

まずは台湾の秘境駅として名高い三貂嶺車站へ。

ロックシェッドの中にあるせいか薄暗くて雰囲気がある。秘境駅と言われるこの駅だが実は終日有人駅である。ここは台東に向かう列車がひっきりなしに行き交う特急街道なのだが、この駅の構内踏切は遮断機が無い。だから駅員が毎回改札を行って安全を確保している。

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駅前通りには廃墟が並んでいる。果たしてここに定期利用客は居るのだろうか。あまり時間も無いので駅に戻ろう。

 

7:04  望古車站

 偶然ここに来る数日前に所さんの番組でこの駅が出てたらしくちょっとした話題になっていた。降りたのは自分の他に地元住民らしき人が1人、田舎の雰囲気がたまらない。

小さい駅だけど結構観光要素もある。まずは駅を出てすぐのところにある謎の廃コンクリ片、これは慶和吊橋遺跡といって昔ここに吊り橋があったみたい。いつかここの上に立ってみたいけど全然登り口が見つからなかった。

奥へ進むと登山道の入口があり、そこからさらに10分ほどで望古瀑布にたどり着く。地図を見てみると、ここら辺にはたくさん滝があるようだがここは静かで居心地がよかった。

 

7:44  十分車站

1駅戻り十分へ。

平渓線1の観光地といえどまだこの時間はあまり人がいない。そのかわりぬこがいた。しかも人慣れしてるみたいで近づいても全然逃げない。車掌さんがスマホを取り出して撮影し始めたのは結構ビックリしたけどこのユルい感じが、なんとも台湾らしくていいと思った。

さて、お次は30分ぐらい歩いた場所にある十分瀑布へ向かう。その道中なんと十分老害にいたはぐれワンコが道案内をしてくれた!ずっと自分の前を歩いて、時折後ろを振り返って着いてきているか確認してくれる。なんてかわいいんだ、犬は苦手なんだけどこの子はマジでいい子。

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観瀑吊橋のところで丁度菁桐行きの列車がやってきた。自分の中にある台湾の列車のイメージはこの列車な気がする、日本でやってるコラボ企画もだいたいこの塗装だったりするもんね。

 

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さぁお待ちかねの十分瀑布、流石1番の観光地 スポットだけあってかなり大きな滝だった。ここで行きの飛行機で同じだったグループの人たちを見かけた、多分同じプランでオプショナルツアー出来たのだろう。個人的にはここは来やすいし安いから列車がオススメ。あんまり長居できないので早めに切り上げて駅へ戻る。

 

9:44  十分車站発

ちなみに相方に電話を掛け続けるも出ない。そろそろ来る頃かなと思って列車の中を探してみるけどいない。もうホテルを出たのか、それともまだホテルにいるんだろうか、というか今日本当に再会出来るのか??まぁ考えていてもしょうがないので行程をこなすしかない。

 

10:00  菁桐車站

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ホームの背の高いヤシの木が南国感を漂わせる。ここは平渓線の終点でこの駅、というかこの路線はこの駅付近で採れる石炭を輸出するために作られた。ここ菁桐車站は台湾でも4つしか現存しない日本式木造駅舎の一つらしい。この辺りは日本統治時代の面影を色濃く残している。

 

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そのため駅の周りには炭鉱で栄えた時代のものが色々と残っている。駅構内にあるホッパー装置は一際存在感を放っているが、今は現地の人のインスタ映えスポットになってしまったみたい。他にも給水塔や側線などが残っている。ちなみに壁や柱に架かっている竹筒は願いを書いて吊るすと願い事が叶うと言われている「許願筒」というもの。この付近を歩いているとそこら中にこの筒を見かけた。

 

駅から山の上の方に向かって歩いていく。

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菁桐車站の全景。採炭から積み出しまでうまく地形が利用されている。


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ホッパー施設を活用したカフェ、昔の選洗煤場の場所だけどもしかしてそのまま使われてる?


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レールはあるけど坑口では無いみたい、車庫?


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石底大斜坑

5キロ先まで深い隧道が続き、地下で一坑、二坑、三坑、五坑と連絡して採掘された石炭をこの斜坑で引き上げていたらしい。

 

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右に分かれる線路は何だろう?

 

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捲揚機


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倉庫跡。石炭以外のものも全部トロッコで運んでたのかな。


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自然に飲み込まれていく人工物は不気味だけど見てて美しい。炭鉱=北海道のイメージがあったけど南にある炭鉱も悪くないね。


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倉庫の中までレール敷いてあったみたい。

 

ここでの説明は全部自分のガバ翻訳だからあってる保証はない。(笑)

菁桐周辺めちゃくちゃ色々残っててこういうのが好きな人は絶対ハマる、しかも駅から近くて本数もあるから九份・十分と併せて台湾旅行に来た人は人はぜひ行って欲しい。

日本の炭鉱もこんな感じで観光地化してくれたら嬉しいのにな〜

そしてここでようやく相方から連絡があった。なんとこの時間まで寝てたらしい。とりあえず瑞芳まで来るように言ってみた。

 

 

11:10  平渓車站

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菁桐坑観光の後は列車まで時間があるので隣の平渓車站まで歩いてみた。この区間は距離が短いせいか普通の観光客も結構歩いてる。

 

 

11:54  三貂嶺車站

友達との待ち合わせまで時間があるから再び三貂嶺で下車。本当はこれに乗って終点の八斗子まで行く予定だったんだけどなぁ…まぁ昨日あんだけ動かせたから無理ないか。

降りても特にすることがないからボーッとただ行き交う列車を眺めていた。

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台湾の鉄道は個性的な車両が多くて見てて飽きないから楽しい。次台湾に来た時には列車を使って島を1周とかやってみたいな。

そろそろ待ち合わせの時間になったのでここを出ることにしよう。

 

 

13:17  瑞芳車站

駅前を見渡すが友達の姿は無い。嫌な予感がする。慌ててLINEを確認してみた。

「乗り間違えて逆方向にたどり着いた、もう先に行っててくれ。」

予想的中、今はまたホテルに戻ってきてしまったらしい。さすがに海外でスマホ無しに電車に乗るのは厳しかったか、、、

これから海沿いの方へ出る予定だが電車は丁度行ってしまったし、待ってる余裕もない。そうなると必然的にタクシーになってしまうのが台湾の悪いところ。だって安すぎるんだもん、ことある事にすぐ使ってしまう。

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13:45  国立海洋科技博物館

瑞芳からタクシーを使って10分ほどで博物館に到着、120元ほどで済んだから本当に安い。ここに来た目的は博物館ではなく、少し歩いた場所にある台鉄深澳線の海科館車站に行くためである。

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まずはここを走っている深澳線について簡単な説明。元々は鉱石の輸送のために貨物線として建設されたが採石量減少によって廃止、2014年に先ほどの海洋科技博物館の全面開業によって観光需要が見込まれ復活した、という珍しい路線である。

さすが近年開業しただけあって駅の設備はだいぶきれいだった。

 

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お次は歩いて隣の八斗子車站へ。現在の深澳線の終点、昔はさらにこの先も続いていたが復活には至らなかった。その代わりここから1駅先の深澳駅まではレールバイクが走っていて、休日には現地の人の人気アクティビティとなっている。

さて、この八斗子車站だが目の前に東シナ海のオーシャンビューが広がる絶景駅である。周りはゴツゴツした山に囲まれて台湾東部に来たことを実感させられる。この日は祝日ということもあり磯遊びやちょっとしたドライブ、カフェもあったりして多くの人で賑わっていた。街中からこの近さで自然がたくさんあって遊べる台北が羨ましくなった。平渓線に乗る人は一足伸ばしてここに来ことをお勧めする。

ここからは海沿いに東の方へ行くのだが行くのだがタクシーが全然見つからず、更にはバスを待つが一向に来る気配が無い。ちなみに台湾のバスには時刻表という概念が無くて結構ハードルが高く、おまけに系統や路線図が複雑で乗るのに結構精神をすり減らす。何とか福隆行きのバスに乗るが既に本来の予定より1時間50分も遅れてしまっている。ここからが見所なのに...

 

台湾のバスは基本的にみんな運転が荒い。カーブが連続する山道でも全然減速しないから何度も車内でよろめいてしまった。(平気な顔で乗ってる台湾人のフィジカルとは一体...)しかも次の停留所のアナウンスが無いから必死にGoogleマップとにらめっこしながら自分が降りる停留所の近くまで見てなくてはいけない。降りるときにも降車ボタンを押すだけではダメで、停留所に近くなったら車内の前のほうに行って降りることをアピールしないとバスは止まってくれない。あと個人的に辛かったのは、台湾の国民性として優先席を空ける事は絶対らしく、それがたとえどんなに混んでいても守るべき事で、揺れる車内で優先席だけが空いていたが周りの目が気になってしまって座ることが出来なかった。このように自分みたいな台湾初心者にとってバスというものは結構敷居が高いものだった。なるべくなら電車やタクシーを使いたいけど、アトラクション感覚で行動に余裕があるなら選択肢の一つになると思う。(安いから乗りこなせるようになったら強い:初乗り60円~)

 

 

14:55  水湳洞

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バスを降りてまず目に入ったのはこの建物。「十三層遺祉」ここはこの上にある金瓜石鉱山から掘り出された銅を精錬していた場所。その名の通り13の層の建物で成り立っている。歴史を遡ると日本統治時代の1993年に操業開始し52年間動き続けてきた。それから今日までの年月、ずっと変わらずに残ってきたと思うと何だか感動する。

こんなに巨大な廃墟を見たのは初めてかもしれない。遠くから見ても伝わるこの迫力、廃れたコンクリートの塊、どこから見ても美しい。ここはかなり楽しみにしていたので興奮が止まらない。

 

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流れる川の色が不気味なほど茶色い。鉱山街独特の色をしている。ちなみに一つ前の写真はこの写真の右上の山あたりから撮ったもの。

 

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かなり高くまで登ってきて長仁亭という場所から撮った写真。正面に見えるのが基隆山、地形がかなりキツめで台湾らしいなあと思った。廃墟と生活圏がこんなに近くに共存し合う場所日本にあるだろうか。もうこれだけで台湾に来れてよかったと思う。

 

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廢煙道 精錬所から出た煙がこのコンクリート管を通って山の中腹にある高い場所から排出される。この場所にはこのような管が3本あるがどれも近くまで行って観察することはできなかった。

 

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黄金瀑布 鉱山から流れ出した物質が川の水に溶け出して毒々しい色をしている。案内板には有毒なので触れないで下さいと書いてあったが果たしてこんなものを何の濾過もなしに海まで垂れ流しにして良いのだろうか...笑

 写真を撮っていたら乗るはずのバスが早めにやってきて結構焦った。瑞芳車站行きのバスに乗る。

 

16:15  黄金博物館

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水湳洞から一つ上にあるエリア、金瓜石にやって来た。ここはかつて金鉱で栄えたエリアで、至る所に繁栄の跡を見ることが出来る。あまり時間も無いので1番メジャーな観光地、黄金博物館に行くことにした。ここの展示館が17時で閉館になってしまうので急いで回らなくては。ちなみに入館料は80元(290円ほど)とかなり安め。

 

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時間はないけどその前に少し寄り道、長い石段を登って黄金神社に行ってみた。ここには日本統治時代に建てられた神社の鳥居と灯籠が残っていて、海外に来てこういうものを見ると不思議な気持ちになる。

この時あたりから急に海の方から霧が立ち込めてきた。最初に降りた水湳洞のバス停は正面奥の谷の深くに隠れてしまったが、海抜からこの神社がある390mまでほぼ自分の足で登ってきたのでもう体力は限界に達していた。

 

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これは展示館の前にある本山五坑という体験施設。バリバリ稼働していた坑道を観光客向けに開放していて、採掘に使っていた機械や当時の坑内の様子をプラス50元払うことで中に入って体感することができる。しかし時間がなかったので今回はパス。次金瓜石に来る時は中まで入ってみたいなぁ。

 

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ここがメインの展示館。閉館まで残り35分のところで何とか滑り込みセーフだった。展示はとても興味深いものばかりだったがほとんどが中国語と英語での説明だったので写真を撮りまくって家に帰ってから細かく翻訳して楽しむ作戦にした。

この後も少し見たい場所があるので早めに撤退。

 

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展示館の先に続く道を進んでいくと金瓜石の街並みを一望できる場所に出た!

 

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このトンネルはあの有名なジブリ作品、千と千尋の神隠しの冒頭に出てくるくぐると違う世界につながりトンネルのモデルになったと言われている。実物を見るとトンネルが短くて出口が見えているせいか「えっ、これが?」というのが正直な感想だった。

 

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トンネルを抜けた先は絶景が広がっていた...はずだったが目の前は霧に覆われて何も見えなかった。

 

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右を向くと海の歩から続いていた廢煙道がまだ続いていた。ここらへんまで来れば何とか近づけそう、次来たときのやることがまた一つ増えた。

 

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そしてどうしても行きたかったのがここ、鉱山のインクライン跡。オタクというものはレールを見かけると興奮してしまう生き物である。草むらに埋もれながら真っ直ぐに伸びていくレール...なんて美しいんだ...ここに来て霧がとても良い味を出している。とても幻想的だった。次来るときは1日かけてじっくり探索してみたい。

 

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さて、これからバスで九份へと向かうのだが現在時刻は17:25、友達とは結局17時半に現地集合と約束したがこのままでは自分が遅れてしまう。今から黄金博物館のバス停まで戻るには遠すぎるしどうしようかと途方に暮れていたらちょうど良いところにバス停を発見した。「勸濟堂」というバス停で台北市街方面や瑞芳車站に行くバスはここが始点になっているっぽい。さっきのインクライン跡からは歩いて5分ほど。結局乗った基隆客運の1062系統が出たのは32分でこの時点でまにあわなかった(笑)あとこのバスの運転手がずっと電話しながら運転しててさすが台湾、クレイジーだな〜と思った。

 

 

17:40  九份老街

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 さぁ本日のメインディッシュ九份に到着!そして約12時間半ぶりに友達にも再開できた。まだメインの場所まで行っていないけど既にこの綺麗さである。

ちなみに最初に行った水湳洞、さっきまでの金瓜石、ここ九份の3つを合わせて俗に水金九と呼ばれ、人気の観光スポットになっている。

 

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そして有名な基山街という通りに入ると左右にお店が立ち並ぶ。雑貨やお土産、ドリンクスタンドや屋台など台湾のいいところをギュッと詰め込んだ感じだった。それから、頭上にはこれまた台湾らしい提灯が彩っていて綺麗だった。本当はもっとゆっくり見たいけど次行く場所は時間が決まっているので遅れるわけにはいかないと歩くスピードを早める。

 

 

18:00  海悦楼景観茶坊 

九份で1番行きたかった場所。わざわざインターネットのサイトで予約までして気合十分。

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九份の象徴とも言える阿妹茶樓を撮るなら向かいにあるこの茶坊がベストポイントなのだ。日本では千と千尋の神隠しのモデルになった場所として有名になり、この日もインスタ映えを求めて数多くの日本人がお茶屋の周辺でカメラを構えていた。というかここに限っては現地人より日本人の方が多かった気がする。これこそ自分の中にあった台湾のイメージだった。

ここでは景色もさることながら台湾茶をお手軽に楽しむことが出来る。台湾スタイルで淹れるお茶とセットで出てくるお茶菓子それにこの絶景が眺められて1400円、こんなに安くていいのかという気さえしてくる。ちなみに予約がないと入るのにすごく待つので絶対予約することをお勧めする。

 

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1時間たっぷり景色と味覚を満喫した後は豎崎路をぶらぶらしてみた。ここはどこを切り取っても本当に画になる。かつてここが金鉱マネーで栄えた街だったと思うとロマンが溢れ出す。ここに来て初めて帰りたくないなと思った。日本でこんなに広い範囲で古い街並みが残ってる場所はそうそうない気がする。3日間旅して台湾の古いものを残すという考え方が本当に好になった。

 

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九份から見る夜景もなかなか見事だった。霧がかかっているのがまた幻想的。

 

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九份は観光地ながら19,20時ごろになると多くの店が閉じる。お店に用がある人はお早めに!

そろそろ台北に戻りたいのでタクシーを捕まえる。

 

19:50  瑞芳車站

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本日2回目の瑞芳へ。同じように台鉄に乗って台北に帰る。

 

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せっかくなので台鉄の優等列車に乗ってみたいと思い七堵で自強号に乗り換えた。多分車庫の関係でこの駅始発なんだろうけど乗る人はほとんどいなくて12両編成の列車はほぼ貸切だった。この列車も日本にはいない個性的な列車だな〜。

 

 

21:00  台北車站

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今回の旅で何度かこの駅を使ったけど地上階のこの空間に来たのは初めて。ドでかい駅舎と吹き抜けの空間がターミナル駅の風格を漂わせている。

駅の中が暖かいせいか浮浪者みたいな人がかなりたくさんいた。

 

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夜ご飯はホテル近くの大衆料理屋的な所で買った小籠包を。これが死ぬほど美味かったのでもっと早く気づきたかった…

 


24:30  大稻埕碼頭廣場

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台北最後の夜は淡水河の辺りを歩いてみた。が、しかしこれが思いの外失敗に。疲れと眠気で全然楽しくなかった。結局タクシーでホテルに戻る羽目になった。

ホテルに帰ってきてからは帰国に向けた軽い荷支度と近くの24時間営業のスーパーでお土産集めをした。

 

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台湾旅行の〆は台湾マッサージ!この4日間フルで動き回ったその距離なんと70km!!とっくに足は限界を超えて痛みの先に到達していた。その疲れを癒すべくホテル近くのマッサージ店へ。まだ17歳だしそもそもマッサージを受けるのが初めての経験だけどとても幸せな時間だった。

 

 

3:20  台北車站

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この時間帯に桃園空港にいくにはバスしか無いので台北車站から國光客運1819系統で桃園空港へ。2時くらいには出ようと思ってたけどこんな時間になってしまった。

 

 

4:15  台湾桃園国際空港

時間がないから早くチェックインカウンターへ急が...あれ?どこにも見当たらない。というか人が居ない。ここで考えられることはただ一つ、完璧にターミナル間違えた。

スクートは第1ターミナルから出発するのに我々は何故か第2ターミナルでバスを降りてしまった。2人も居たのにどっちも疲れていて着くまで気がつかなった、多分成田では第2に着くから勘違いしていたのだろう。

何としても飛行機に乗るためターミナル内を駆け回って1タミを目指す。バスを待つのは時間が掛かるので何か方法がないか探していたらスカイトレインというものを発見した。T1⇄T2を行き来する無人シャトルのようなもので、夜間は呼び出しボタンを押すとシャトルがやってきた。24時間動いててよかった...これのおかげで何とか出発の2時間前くらいにはカウンターにたどり着いた。

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こんな早朝に空港に居るのは人生初。空港内にいるのはほとんど同じ便の人たちで、誰もいない空港内はとても新鮮だった。ってか東京寒っ!

さあ、楽しかった台湾に別れを告げて日本に帰ろ〜



11:00  成田国際空港

 

日本に帰ってきてしまった...夢から現実に引き戻されたようだ。

お腹が減ったのでわざわざ1タミに行ってお茶漬けを食べた。やっぱ日本人には米だね米。久しぶりに食べた日本食は死ぬほど美味しすぎた。

 

これにて台湾旅行終わり!

 

 

今までずっと国内を旅行していて今回初めて海を越えて異国に行ってみた(小さい頃グアム行ったけどそれはノーカンで笑)。やっぱり人々の暮らしや食べるものだったり建物、言語、全部が日本と違ってとてもいい経験になった。日本と同じようにいかない部分もあったけど、まるで初めて一人旅をした時のようなワクワクを感じれてどんな事も楽しめた。最近は海外にとても興味を持ち始めたけど、今回の旅を通してその興味がより一層広まった。もちろん国内もいいんだけど大学ではもっと世界に目を向けて旅をしていこうと思う。大学生になった自分にぜひご期待ください!笑

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。







 

 

【海外旅】コロナに負けるな!台湾旅行2日目

台湾に来て2日目、今日は台北の観光地を一通り巡りつつお土産を集める日。ガイドブックに載ってるモデルコースを1日で果たして回りきれるか。。。

 

8:10ホテル出発

ホテルがあるこの西門町は日本で言う原宿エリアらしい。確かに言われてみれば駅を出るとファッション関係の店が沢山あったし若者の街って感じがする。

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8:40  龍山寺

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本日最初の目的地はホテルから程々に近い龍山寺。まだ早い時間だからかあまり観光客は居なくて、代わりに地元の人達がお経(?)を唱えていた。日本のお経と少し違ってこっちのはメロディがあって歌のようだった。もしかしてこっちの人はこれが毎朝のルーティーンなのだろうか。今日はやることが多いのでお線香をお供えして足早に次の目的地へ急ぐ。

 

9:05  中正紀念堂

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惜しくも9時の交代式にはギリギリ間に合わなかった。まぁでも目的の蒋介石も拝めたしオッケーてことにしよう。ここには日本から来た修学旅行生達がいた。修学旅行で台湾って珍しくない…?

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近くの池で魚に餌をあげていたら見たことない鳥が登場。どうやら餌に群がる魚を食べようとしてるらしい。その瞬間を狙ってカメラを構えるが一向に食べる気配が無いので諦めようとしたその時、、、鳥は魚を咥えていた。さてはこいつ狙ってやってやがるな??この後も予定が詰まってるのに意地になって鳥VS人間の緊急試合が開催された。結局鳥も撮れず、40分もロスをするという大敗を喫した。

 

歩いて台北車站の方面へ。駅ナカにある台鐵夢工房でオタク土産を買いつつさらに北の方向へ。

 

11:10  迪化街

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んー、これまたごちゃごちゃした街並みが最高に中華感あっていいな。ちなみにこのエリア、問屋街が並ぶような場所でほとんどが漢方屋って感じなのだけど匂いが強烈すぎて鼻がバカになるところだった。

逃げ込むようにスタバに避難。リノベで古い建物を活かした店舗でこれを目当てに来る人も多いらしい。

 

続いては中山站周辺へ。ここら辺は地元民も集まるショッピングエリアらしいのでお土産集めをすることに。

中でもお気に入りはこれ、中国語版るるぶ。外国から見た日本ってどんな感じなのか気になって購入してみた。今後海外に行く時は現地の日本旅行ガイドブックあつめもやっていきたいな。

 

14:15  鼎泰豊新生店

お腹が空いてきたので腹ごしらえをしようということで東門站へ。日本にも進出してる鼎泰豊の本店へ向かってみるものの、30分待ち。多分これでも少ない方なんだろうけど受付のお姉さんが向かいの店舗なら待ち時間無しで入れるとのことなのでそちらへ向かった。

そういえば朝から何も食べていなかった。あまりに腹ぺこでついつい頼みすぎてしまった。まずは小籠包、中から溢れ出す肉汁はもはやジュース、それに針生姜がいいアクセントになっていて無限に食べれそう。続いてワンタンスープ、これはもはや水筒に入れていつでも飲めるようにしたいくらい美味しい。お次は豚まん、やっぱ肉だね!肉こそ全て!肉だけは期待を裏切らない!そしてそれを包み込む皮、、、ナイスコンビすぎるぜ。写真をあげてないけど炒飯も食べた。エビがぷりぷりしてて最高!もうお腹いっぱい。最後に羽根付き餃子。え、餃子の羽根ってこんなにしっかりしてていいんですか、、、もはや反則の域。

なんとこれだけ食べても2000円しないくらい。台湾最高かよ、貴族になったら毎食これを食べたいレベル。満腹ゲージが満タンになったのでここから後半戦といこう。

 

16:00  忠烈祠

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MRT剣潭站からタクシーをぶっ飛ばし忠烈祠へ。もう交代式を逃すわけには行かないからね。中は厳粛な空気が流れその中を凛々しい顔の兵隊が行進する。自然とこっちまで笑ってはいけないような雰囲気で明らかに今までまわってきた場所とは違う感じだった。これはいい物が見れた。

 

帰りはMRT文湖線の大直站へバスで出て、その後台北車站に戻ってきた。ここからは憧れの台湾高鐵に乗車。見た目も中身もマジで日本だった!

 

17:30  GLORIA OUTLETS華泰名品城

台北から2つ目、高鐵桃園で下車。ここに来た目的は巨大モールで買い物するため。ここら辺は発展途上の雰囲気があって結構すきだな〜。

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モールの物価あんまり日本と変わらないのね、、、(泣)そんなこんなで広いモールの中をただただ歩いて、同じように高鐵に乗って台北に戻ることに。あんま来た意味無かったかも。笑

 

帰りは板橋で降りた。西門に帰るならそのまま板南線でもいいんだけどあえて環状線と中和新蘆線で帰ることにした。これにてとりあえず台北捷運の路線は全部乗ったことになる。

 

22:00  中正紀念堂

 

一旦ホテルに集めたお土産を集めて、夜ご飯を食べて再び中正紀念堂へ。

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ほら!やっぱり!ここ夜の方が圧倒的綺麗なことに気づいてしまった!!!浮かび上がる堂々としたシルエット、都会に突如現れた広すぎる広場、入口の門の奥に見える台北の夜景、どこを切り取っても素敵だ。。。いつかこの夜景を見ながら台湾ビール片手に夜を明かしたいなぁ、なんて想像に浸りながらまだ行かなきゃ行けない場所があるので急いで撤収。

 

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駅に向かう途中にロータリーがあったので光跡写真を撮ってみた。相変わらず台湾のロータリーのルールはよく分からんな。

 

23:30  士林夜市

台北最大と言われる夜市に突撃。さすが最大とだけあってこの時間なのに屋台が立ち並んでいる。台湾風唐揚げを買って食べてみた。うーん、やっぱり肉もシナモンで甘くなっている。夜市の味はどうしても自分の口に合わない。

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台湾の夜市にいくと基本どこに行っても提灯がある気がする。ここはたくさん並んでいたのが綺麗だったので一枚撮ってみた。そろそろ疲れがピークに達しフラフラしてきた。もう帰ろう。

 

もう帰ろうといった僅か3分後、次の圓山站で下車。限界旅行では  疲れ<寄り道  なのである。

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ここに寄り道した理由は豪華な作りで有名な圓山大飯店と車の光跡のコラボを期待していたんだけど圓山大飯店は消灯されていた。結構ガッカリ。でもよくよく考えてみれば今は深夜0時を超えている、電気がついてるはずがない。

 

あとは帰るだけなのだが悲劇は突然起こった。場所はMRTの台北車站、淡水信義線から板南線の終電に乗り換える時のこと。まさかの反対方向の列車に乗ってしまい見知らぬ場所にたどり着いてしまった。最後の最後にこんなことになるとは、、、しかし深夜バスが奇跡的にあってなんとか西門町に帰ることが出来た。

結局ホテルに着いたのは1時くらい。明日も早いんだけどなぁ…。

 

2日目終わり。

 

 

【海外旅】コロナに負けるな!台湾旅行 1日目

ここ1ヶ月旅行が立て込んでてなかなか更新出来ずにいました。もう少ししたら過去回もupする予定なのでよろしくお願いします。

 

この旅を思い立ったのは1月のある日。3月までのバイト代を計算していたらもう1箇所どこか旅行に行けることに気がついた。普段は旅行会社のツアーパックなんて考えもしないのに何故かHISの新春セールが目に入ってきた。そこで見つけたのは

台湾3泊4日 ¥29800 

という文字。前から海外に行きたいと思ってたし、丁度パスポートも作ったばっかりだった。これはチャンスだと思い、ノリと勢いで台湾行きが決定した。

 

2月26日 

8:45  成田空港到着

成田空港に来たのは久しぶりな気がする。いつもは貧乏旅行で陸路か海路を使うし、そもそも飛行機があんまり好きじゃないから乗る機会が滅多にない。2年前に第3ターミナルから北海道に行ったっけ。

幼い頃に親戚と一緒にグアムに行ったけどほとんど覚えてないからこれが実質初めての海外旅行といった感じだ。飛行機は嫌いだけど、出発案内に並んだ地名を見るとワクワクする。

 

今回使う航空会社はScoot。シンガポールの会社らしい。LCCにしては足元が広いし、何しろコロナの影響もあってか混雑していなくて快適だった。

11:45  成田空港離陸

 

15:00  台湾桃園国際空港到着

機内から出た瞬間モワッとした暖かさに包まれた。東京からの装備じゃ暑すぎる、なんだこれ本当に2月か?

今回のプランは行きだけ送迎があるので他の同行者を待つ。その間に予めAmazonで買っておいたSIMカードを差し換える。台灣之星という会社で他にも色んな会社があるがここは事前に開通作業が必要なのでご注意を。

送迎のバスではHISの人じゃなくて現地の委託会社のガイドさんが台湾旅行の注意点や見所を話してくれた。

 

そんなんこんなでホテルに到着。この旅行中滞在するホテルは西門町にあるグリーンワールド新仕界(洛碁大飯店新仕界)。決して綺麗とまでは言えないが寝るだけなら十分である。MRTの駅からも近いし、周りにコンビニやスーパーもあるので大満足。

 

時間が押し気味なので着替えてすぐに出発。MRTで西門から象山へ。

2番出口から10分ほど歩くと象山登山道の入口に着く。三脚とカメラを持ちながらの登山はなかなかにキツかった。一段一段が高くて頂上に着く頃には汗でびちょびちょになってしまった。

19:30 象山頂上到着

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これだー!パンフレットとかネットで見る台湾の夜景!台北101の特徴的なシルエットめちゃくちゃかっけぇ!1番上の方に靄が掛かっているのもまた幻想的で最高にいい感じ。この時期はずっとこんな感じなのかな?(4日目までずっと靄が出ていた)

 

麓に降りてきて駅には戻らず、莊敬路を西へ。

途中に台湾を代表するドリンクスタンド、清心福全があったのでタピオカを飲むことに。初めて飲んだ時は微塵も美味しいと思わなかったけどさすがは本場、別物ってくらい美味しかった。しかもこれで150円くらいだからもう日本でタピオカを飲めなくなるな、こんなされたら。

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この道を歩いてるとちょくちょく台北101が見えるんだけど、どの角度から見ても超素敵。特に1,2枚目の、下はレトロな感じなのに上を見上げると近未来的な建物がある風景が性癖にぶっ刺さる。まだ始まって数時間だけど台湾来てよかった。これが見たかったんだよ。

 

2駅分、1時間くらい歩いて2つ目の目的地、

20:15臨江街観光夜市

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これか〜、台湾の日常風景。見たことも無い食べ物に、飛び交う中国語、求めていた海外旅行がもう揃ってしまった。最高か、台湾。

ここは雰囲気だけ味わって近くのMRT信義安和站へ。

 

MRTを乗り継ぎ松山新店線の終点、松山站に到着。

21:40  饒河街觀光夜市

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まずは1番最初に目に入ってきた豪華絢爛な建物、松山慈祐宮へ。このいかにも中国感ある空間、最高にエモい。

続いて夜市の中へ突入。ここは台北二大夜市と言われるだけあってかなり規模が大きい。ずっと奥まで屋台が続いている。

胡椒餅と鶏皮ロール、1口餃子を頂いた。

 

ここで前の臨江街の夜市から思っていたある事が疑念から確信に変わってしまった。市場中に漂う臭豆腐の臭い、口にするものが何でもシナモンと八角の独特な味、これでもかとてんこ盛りにされたパクチー、自分、台湾の味が苦手だ…。海外に来たんだからこれは普通のことかもしれない、なんなら台湾なんてまだくせが弱い方かもしれない。でもやっぱりダメだ。この独特すぎる風味が全く食欲をわかせないし、味覚が美味しいと感じていない…。台湾に来てまだ数時間、この旅に2本柱のひとつ、美味い台湾飯を食うが早速崩れた。

ちなみに相方も同じことを言っていた。

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さて、良くも悪くも台湾の文化を味わったところで時間もいいところなのでホテルに戻る。

 

と、その前にひとつ寄り道。

23:00  大安森林公園站

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通称台北1美しい地下鉄駅、、、らしいんだけど当然この時間はライトアップしてなかった。夜8時までは噴水ショーもやってるみたいなので、次来る時はそれが見れたらいいな。

なんか今日は負けた気分だ。期待値が高すぎてちょっと凹んだ(自分の口に合わないだけだけど)。今日はもうぐっすり眠って切り替えよう。

 

24:00  ホテル到着

なんか水まで八角の味がする気がしてきた…。もうダメだ、寝るしかない。

 

1日目終わり。

【北紀行】X’mas北海道限界旅 8日目 八戸→自宅

前回のおさらい。7日間の濃密な時間を北海道で過ごし、苫小牧からフェリーに乗って北海道を後にした。あとは帰るだけ。

 

セットしたアラームでは無く船のアナウンスで目覚めた。時刻は午前4時半、アラームに気づかず寝てたらしい。最終日までゆっくり寝れないのかよ…隣の人がもう出る支度を終えるところだった。軽く寝坊しかけたが、昨夜のうちに荷物を整えていたおかげですぐに準備出来たので、ロビーに出るとちょうど下船開始だった。

 

下船した人々は次々と駐車所に停めてあったマイカーや、迎えに来た車で散り散りになりあっという間に人が少なくなった。こんな所で田舎特有のアウェー感を味わうとは…バスもまだ無いし、タクシーに乗る人に声をかけて相乗りしようと思ったが、思いのほかタクシーに乗る人もおらずターミナルでひとりぼっちになってしまった。

 

こうなってしまったら仕方がない、当初から計画していた最寄り駅である本八戸駅まで歩くしか無い。覚悟を決めて歩き出した。狭い歩道、後ろから迫るトラック、フェリーの唯一マイナスポイントはほとんどの港が駅や市街地から遠いことだ。まだ夜が明けきらない街の誰の足跡も無い歩道をただひたすら歩く。両手に持ったお土産の紙袋が手に食いこんで痛い。こんなんだったら少し高くつくがタクシーに乗ればよかった、と思ったもののもう遅く歩くしかなかった。疲れと睡眠不足で本当に辛かったが、イヤホンから流れる曲を口ずさんで何とかテンションを上げるしかなかった。途中で本八戸駅より長苗代駅の方が近い事が判明したので県道19号線を道なりに進む。

ついに歩くこと75分、長苗代駅に到着。1度万全の状態なら60分くらいで着きそう。駅に入るには1度国道19号の陸橋に上がり、そこから駅のホームにまた降りるという少し変わった構造をしている。また、八戸線の隣には八戸臨海鉄道の線路がある。こんな中途半端な場所が八戸線初乗車になるとは思わなかった。

長苗代6:15発

 

八戸駅のコンコースにある売店がかなり朝早くからやっていたので、青森名物りんごジュースで元気をチャージ。乗り換えの列車はまだかなり時間があるので少しだけ反対方向へ。

八戸6:21/6:35

 

降りたのは八戸から2つ目、下田駅

おいらせ町の中心駅でこの日も学生で賑わっていた。調べたら特急はつかりが停車していた時代もあったみたい。切符回収のお姉さんが明るくあいさつしていて気持ちよかった。

下田6:45/6:57

 

続いてはお隣、陸奥市川駅へ。

駅名に陸奥という字が入るとカッコ良くなる法則を見つけた。響きと感じのバランスがいいよね。駅舎にはいい雰囲気を出してる駅名標があった。あとは自分ごのみの駅前にシンボルの木があるパターン。なんと後続列車は4分後という首都圏も驚く過密ダイヤ。笑

陸奥市川7:01/7:05

ここから先は睡魔と戦い続けながらなんとか起きて、駅メモのチェックインを繰り返してた。

 

地図を見てコンビニがありそうな滝沢駅で下車、無事朝ごはんGET。駅周辺は大学や住宅地があって乗り降りする人も多く、当駅発着の列車も多く設定されている。

滝沢8:44//9:06

 

盛岡9:21/9:34

 

次の列車でも接続列車が同じなので終点北上の1つ手前、村崎野で下車。

特に何の変哲もない普通の駅だったがひとつ気になるとすれば暖房が異様に暑かった。北海道装備だったからかもしれないが全然待ち合えなかった。

村崎野10:17/10:58

 

今日はずっと東北本線と一緒だ。一ノ関、小牛田、仙台と順調に乗り換えて南下していく。途中で奥羽本線の峠駅に寄ろうかな、なんて考えたが疲れているので早く帰ることにした。

時刻表を眺めていると郡山駅でかなり乗り換え時間があることがわかった。ん、これはおやつチャンス!行くならあそこしかない、意思は固かった。

ロッテリアに始まり、ロッテリアで締める。完璧な旅の締め方だ。コンビニ飯ばっかりだったからパテが黒毛和牛に見えるほど旨かった。

郡山16:45/17:30

 

ちょうど帰宅ラッシュの時間なので車内は混雑してきた。なんとか席を確保しながらどんどん南へ下っていく。

 

北海道からの帰り道だと6℃ですら暖かく感じてしまう。普通に考えたら寒いのに。こんなに厚着している人多分この列車の中にはいないだろう。

 

大都会宇都宮まで来れば帰ってきちゃった感が凄い。久しぶりに15両編成の列車を見るとやっぱり長いなーと思いながらいつも通りボックス席に座る。最後ここら辺でNEWDAYSで買った甘いお菓子を食べるのが毎回のルーティーンだ。もうすぐ旅が終わっちゃうなぁ…としみじみ思いながら菓子を口へ運ぶ。

宇都宮19:50/19:59

 

宇都宮線から京浜東北線へ。京浜東北線から武蔵野線へ。どんどん現実に引き戻される。今回の旅も楽しかったな…なんて回想しながら自宅を目指す。

23時頃、自宅に到着。やっとこの重たい荷物を降ろせた。今回も長旅だったな〜。

 

7日目終わり。

X’mas北海道限界旅 〜完〜

 

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【北紀行】X’mas北海道限界旅 7日目 滝川→苫小牧

前回のおさらい。道北、道東とフィールドを移してきて、憧れの冬の根室本線を撮影することが出来た。夜にはオプション券の御加護をMAXに受けて3つ目のフィールド、道央にやってきた。

 

凄い!6時台まで寝るなんて今回の旅が始まって以来の快挙である。幸せすぎてもうこのまま昼まで寝て今日の行程をめちゃくちゃにしてやろうかと思ったほどだ。やっぱ必要なのは睡眠だね。

なんでこんなに寝れるかというと今日は札沼線沿線がメインであり、1日1本しか来ないで有名な新十津川駅に来る始発列車が9時半なのである。俺の貴重な睡眠時間は札沼線に守られた。

ホテルを出て適当に近くのバス停を探す。

NTT前6:53発

 

始発列車までしばらく時間があるので列車が来て混む前に朝の新十津川駅を訪問。

非電化区間が無くなったら札沼線という名前は残るのだろうか、ふと急に気になった。札幌と当別を結ぶ列車が昔は沼田まで続いてたんだよなんて言っても信じてもらえなそうだもんな。

駅ノートに思いを馳せて先を急ぐ。

新十津川役場8:26発

 

花月市街バス停で降りて下徳富駅へ歩いて向かう。

こういう感じの駅の前にシンボルの木がある駅大好き。似たようなところだと北一已とかもいいよね。

そろそろ列車が来るので近くの踏切へ移動。当たり前だが始発列車なので線路には新雪が積もっていて、踏切の部分は車が雪を踏み固められていた。こんな状態で列車走れるのか?

 

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1日1本だけの新十津川行き。廃線前にこの列車に乗ろうと全国から物好きが集まる。左側に見える電柱はハエタタキと呼ばれ、何本も張られたケーブルと碍子が残っているのはとても珍しく、札沼線を象徴する場面のひとつになっている。

 

次は俯瞰できる撮影場所に移動しようと思ったが空が曇っていたので急遽返しの列車に乗ることにした。

少し時間があるので隣の南下徳富駅まで歩いてみた。この道中がずっと真っ直ぐな道で、全く歩いた気がしなくて結構キツかったりした。

南下徳富の駅はホームに上る入口が踏切の内側にあり、そのおかげで駅のホームから駅撮りらしからぬ写真が撮れる。

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南下徳富10:10発

 

どこで降りようかな〜と思って地図とにらめっこして、お昼ご飯が食べれそうな鶴沼で降りることにした。

 

10:16鶴沼

自分の他に鉄らしき人が1人降りて、ホームでは先回りしていた人が写真を撮っていた。先回りしていたおじさんと少しお話すると、どうやら新十津川町に住んでいるらしく、札沼線は不便で昔から使わなかったけど最近になって車で札沼線を記録しているらしい。やっぱりあのダイヤじゃ地元住民乗れないよな。

これからどこに行くのか聞かれたので鶴沼公園の方に行きますと言ったら親切にも車で送ってくれた。まじで北海道の人は関東の580倍くらい親切な気がする。北海道の人優しすぎエピソードなら3時間くらい語れるぞ本当に。

車内で昔の札沼線について色々お話を聞かせてもらいながら鶴沼の道の駅あたりで降ろしてもらった。ありがとうおじさん。

 

3時間くらい暇なのでとりあえず反対側にある鶴沼温泉に浸かった。昼間からはいる温泉は本当に最高。もうなんか気持ちよさ過ぎてここから動けない気がする。

そういえばここでは札沼線記念入場券を売っているのでしっかり入手。

 

お昼ご飯はリーズナブルに済ませるために向かいにある道の駅つるぬまでざるうどんを食べた。この辺りは他にもいろいろあるので次きた時はなにか別のものも食べてみたいな。

まだ時間があるので周辺散策。参道内に札沼線の踏切があることで有名な浦臼神社へ。

冬は除雪されてなかった…

浦臼駅に向かいますか。

 

浦臼市街12:50発

 

浦臼12:53/13:21

 

今日はもうまったりモードなので駅巡りはやめて石狩月形で下車。

石狩月形13:46着

雪でやってない樺戸集治監に行ったり、レトロな雰囲気のAコープに行ってみた。

そのあとは駅前の商店ゆづきさんでお菓子を食べつつ店の方とお話しして過ごした。親切にお茶まで出してもらった。やっぱり北海道の人はなんて優しいんだ。

石狩月形15:09発

 

北海道最終日、最後の締めはお隣豊ヶ岡駅

ベタだがこの駅が札沼線の駅の中で1番好きだ。初めてこの駅に出会った日の衝撃は今でも忘れない。似た雰囲気の駅は日本のどこを探しても見つからないから札沼線の廃止は本当に悲しい。この駅の魅力は春夏秋冬、朝夜昼いつ来ても違う表情を見せるとこにある。こんな偉そうなことを言ってるけどまだまだ見てない景色があるので廃線が本当に惜しい。

日暮れの時間に来るのは初めてで、夕焼けじゃなくて、青く暗くなっていく感じが豊ヶ岡駅の雰囲気と最高に合っていた。ブルーアワーとはこの駅のためにある言葉だったのか。

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出来ることなら最終列車まで居たいけどタイムリミットが迫ってるので返しの列車に乗る。

豊ヶ岡15:15/16:15

 

石狩月形の交換もあと何回見れるかな…

 

石狩当別17:02/17:11

桑園17:48/17:55

残りの札沼線記念入場券もしっかり集め残すは新十津川だけになった、次来た時の宿題だ。

 

大都会札幌にやってきた。ここでのミッションは1時間でお土産を揃えること。

とりあえず西改札口の目の前にある観光案内所で北海道各地域のパンフレットをひとしきり集める。パンフレット集めは何故か子供の頃から好きで、家で観光案内所を開けるほどだ。

そして次に北海道おなじみの四季彩館で配る用の定番お土産を購入。俺のオススメはHORIのとうきびチョコプレミアム。あの食感と甘さがたまらない。

次は東改札口へ周り駅ビルの中にあるセイコーマートへ行き、ガラナナポリンカツゲンを合わせて12本買って、無事両手は重さによって死亡した。。ガラナナポリンカツゲンの密輸は北海道遠征の最重要項目なので欠かせない。

そうこうする間にあっという間に時間切れ。新千歳空港行きの快速に乗る。

札幌17:58/19:05

 

このままこの列車に乗れば新千歳空港に着くのだが一旦千歳で降りて北の40入場券を入手。

次のエアポートに乗って空港に…行けない。行けないのだ。何故なら私は貧乏旅行人、飛行機なんぞ高級な乗り物で帰るなど論外だ。空港に行くであろう人を横目に涙ながらに苫小牧行きの普通列車に乗車。悔しすぎる。

千歳19:34/19:44

 

苫小牧に到着、旅の始まりの地点へ戻ってきた。何が悲しくて往復共に船で帰るのか。飛行機を使えば2時間で帰れるものを丸1日使うのか。永遠の謎である。

苫小牧19:07/19:13

フェリーターミナル行きのバスには5人乗っている。みんな同じ船に乗るのだろうか。

 

帰りは苫小牧西港から。シルバーフェリーを使うのは初めてなので結構楽しみ。

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JR北の発車標に似すぎている苫小牧西港の発船標はプチ名物。夜ご飯のカップ麺を買って船に乗り込む。

ありがとう北海道!今回も濃厚な時間を過ごせた。

 

今日の寝床は2等寝台の雑魚寝だったが周りに人が少なく、テレビも付いてて結構快適だった。風呂や食事スペースもかなり綺麗でまた利用したい会社だと思えた。うん、船旅も悪くないよな。

今日はよく寝れそうだ。7日目終わり。

【北紀行】X’mas北海道限界旅 6日目 厚岸→滝川

前回のおさらい。乗って、撮って、降りて花咲線で濃厚な時間を過ごしすっかり虜になってしまった。

 

朝3時に起きて徒歩2時間の撮影地へ行こうと思ったが積み重なった疲労と睡眠不足で断念。予定を変えて始発で釧路に出ることにした。

朝は送迎が無いので歩いて厚岸駅まで行く。大体徒歩30分くらい。いい運動になる。

厚岸大橋からは綺麗な朝焼けを拝めた。こうやって思いがけず絶景に出会えるから旅が好きなんだよね〜。

始発の釧路行きは2両編成、学生で賑わっていて立ち客も出ていた。こうして地方路線が学生がたくさん乗っているのはいい光景だ。

厚岸6:40発

 

釧路に到着してここまで旅をしてきた2人とはお別れ。こっからは一人旅だ。2人は釧路空港から飛行機で帰るらしい。金さえあれば自分も快適な空の旅で帰れるのになぁ…

釧路7:34着

 

とりあえず予定変更して暇な時間ができたので適当にバスに乗り込む。

釧路駅前8:00発

 

白樺台行きのバスに乗って春採中学校で下車。ここに来た目的は2019年の3月いっぱいで廃線になった太平洋石炭販売輸送臨港線の廃線後の様子を見に来た。

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バス停から坂を下っていくと早速機関車と貨車が見えた。春採駅の構内を見渡せる絶好のスポットだ。

もう少し降りていくと春採湖の湖畔が見える。列車は湖畔の南側を通っていた。

 

春採駅まで歩いて遠くから写真を撮っていると社員の方から中に入って撮っていいよと言われたので、お言葉に甘えて撮らせてもらった。

ここ春採の選炭所から出た石炭を知人にある貯炭場へ運んでいたのがこの太平洋石炭販売輸送臨港線である。そこを走っていたディーゼル機関車と貨車がここにある留置線に止められていた。

なにやら大きいクレーン車が作業していたので社員の方にお話を聞くと、使われなくなった機関車を帯広のばんえい競馬に売却するので、トラックに乗せて輸送する作業中だと教えてもらった。まさかこんな珍しい光景にで会えると思ってなかった。結果的に朝の撮影をカットした甲斐があった。

 

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帰りは春採中学校まで戻らずに坂の下にあるコーチャンフォーバス停から。このコーチャンフォーアイヌ語では無く、北海道を拠点にする大型書店で、本だけでなく文具や音楽・映像関係のもの、更にはミスドドトールなどのカフェも入っている。春採駅の構内を渡ったところに本社があり、この釧路店はコーチャンフォー発祥の地となっている。

唯一、東京都稲城市若葉台駅の近くに道外進出した店舗があり、家から近いことからかなりお世話になっている。大概のものはそこに行けばなんでもあるし、買った本をそのままドトールで読める天国のような場所だ。いつか道内コーチャンフォー巡りもしてみたいな。

コーチャンフォー 9:00発

 

釧路駅に戻ってきてここからは計画通りに進む。今日は夜に道央へ大移動する日なのでここで秘密兵器を投入する。

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みどりの窓口に行き北海道&東日本パス 北海道線特急オプション券を購入した。これを使えば北海道内の特急の自由席と北海道新幹線 新青森新函館北斗間の立席が1日だけ乗り放題になる。

これを使えば新青森稚内、網走、根室を1日で移動できるほか、釧路から新函館北斗を全区間特急で往復みないなアホアホムーブも可能となる。

最強の武器を手にしたところで帯広行きの普通列車に乗り込む。

釧路10:11発

 

1時間弱で音別に到着。

音別11:08着

かつてここは音別町というひとつの町だったが平成の大合併で消滅。白糠町と一緒に釧路市に結合されるはずが、まさかの突然の裏切り(ウソです)により白糠町を挟む形で飛び地となった。

 

まずは駅を出て左へ曲がり、1.8km程歩くと「音別町望洋苑斎場入口」と書かれた看板が見えるので、左上方に続いてく怪しい道をのぼる。T字路まで来たら山に登る階段の方へ進む。そのまま山を頂上まで登ると一つ目の目的地に着く。

音別新八景・尺別の丘

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特急スーパーおおぞら6号 札幌行き
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普通列車 釧路行き
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特急スーパーおおぞら3号 釧路行き

 

暖冬の北海道、道東に雪は無くとも枯れた草の色が冬らしさを演出していた。景色が雄大すぎてどこを切り取ればいいか迷うほど素晴らしい眺めで、そこをキハ283系が走りゆく姿は言葉が出ない。置き換えが始まる前に来れてよかった。

ただ、海沿いということもありありえないくらい風が強くてまじで飛ばされるかと思った。三脚が何度倒れたことか…

 

撮影を終えて足早に音別駅に戻る。次の撮影地をどうしようか迷っていたが、間に合わなくて残念なことになるのも嫌なので音別駅跨線橋から狙うことにした。

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特急スーパーおおぞら8号 札幌行き

う〜ん、やっぱりこの顔かっこいいな。色もフォルムも全てが完璧だ。そんな彼らも次のダイヤ改正から置き換えが始まる。

 

いい感じにくしろバスの時間があったので乗ることにした。

音別駅14:15発

 

3つ目の学園前で下車。運転手がお前マジかって顔をしていたけど、この顔を見るのが本当に気持ちいい。笑

それもそのはず、バスをおりると目の前には廃墟が佇んでいる。

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日栄綜合技術学校と言うらしい。2004年閉校との事で錆びた門が過ぎた時間を物語っている。写真は旧寮らしくもっと前に使われなくなったようだ。道路の向かいには新校舎があって、この時の俺は現役だろうと思いスルーしてしまった。まさかあっちまで廃墟になっていたとは…

2020年になった今、学園前バス停に利用者はいるのだろうか。今日も誰も使わない地下道に明かりは灯り続ける。

 

国道と根室本線がクロスするあたりまでやってきた。

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逆光気味のヨンマル。これもまたカッコイイ。いつかここにもハイブリット車両がやってくるのかなぁ…

 

今日の目的地はあと1つ、馬主来沼湖畔の廃墟を横目に早足で通り過ぎる。沼にかかる橋を渡ったあたりで右に見える未舗装路を進む。

 

背後の太平洋が夕日で真っ赤に燃えていた。もうすぐ列車が来る!急いで三脚を組み立てて構図を決める。持っている望遠では到底足りない距離だが、この瞬間を収めることに意味がある。来た!シャッターを切る手は震えていた。

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念願の馬主来俯瞰。夕日を背に音別海岸を駆け抜ける道東の283。振り子を目一杯効かせて走る姿は何ともたくましい。来春にはこの列車はキハ261に変わってしまう。ここに来れて本当によかった。

 

もう1本見送るつもりだったが思ったより露光が無かったのと、急に心細くなってしまい、予定より早めに離脱した。

 

トラックが行き交う国道38号線を歩くのはかなりキツかった。まさかあっちもこんな時間に道路脇を歩く旅人がいるとは思うまい。30分ぐらい歩きようやく国道から離れることが出来た。38番ラーメンの角を曲がり、また真っ暗闇の中をひたすらに歩く。

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左側にはマジックアワーで鮮やかな空が広がっていた。なんにも遮るものが無い空を独り占めするのは最高の贅沢だった。

ついに陽が完全に落ち真っ暗になった。こんな所を1人で歩くのは心細すぎると思いひたすら椎名林檎を熱唱していた。

 

せっかくこんな場所に来たのだから秘境駅として有名な古瀬駅にやってきた。この時間に訪問するのは初めて。こんな場所にある駅、撮影地の最寄り駅だとしても使いたくない。しかし、この駅にも余命宣告が出されてしまった。夜の古瀬に来るという貴重な体験ができたのでもう心残りはない。

そして星空もすごかった。もっと時間があればちゃんと撮りたかったけど5分で設定した割には良く撮れた。

古瀬17:56発

 

大都会釧路まで戻ってきた。大移動に備えて腹を満たさなければならない。こんだけ都会だと色々な選択肢があって迷うが''インデアン''の文字を見つけた俺は、気づいた時には歩き始めていた。

まさか帯広名物が釧路でも食べれるとは。カレー嫌いの自分をカレー好きにさせた魔法の料理だ。

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やっぱり美味かった。神奈川の自宅から鍋を持ってきて買って帰りたいくらいおいしい。豚丼の陰に隠れがちだが全く負けてない。

 

腹も満たされたところで釧路駅に戻る。グッバイ道東、今回も沢山の絶景に出会えた。何回来ても道東は楽しい。次はどんな発見が待っているだろうか。

今朝買ったオプション券を駆使しスーパーおおぞら12号に乗り込む。19時に釧路にいるのに旭川まで行けるというから特急は偉大だ。

釧路19:00発

心地いいエンジン音を子守唄に白糠を過ぎたあたりですぐにウトウトしてしまった。気づいた時には新札幌を出発していた。寝てる間に300kmも移動していたのだ。こうやって蜜の味を知りすぎるのは良くない。普通列車に乗れなくなる。

 

釧路からはるばる札幌まで特急に全区間乗った。貧乏旅人の自分には珍しい経験が出来て良かった。北海道に来てから7日目にして初めて札幌にやってきた。降りてつかの間、ホーム反対側の特急列車に乗り換え。普通の友達と北海道旅行に行って札幌の滞在時間が7分なんてことをしたら間違えなくキレられるだろう。

さぁ今日のラストランナー特急カムイ47号でまた北を目指す。オプション券最高じゃあ〜。

札幌22:58/23:05

 

寝ないようにデッキと座席を行ったり来たりしてなんとか耐えた。日付をまたぐギリギリに今日の宿がある滝川に到着。さっきまで釧路にいたのに変な気分。

滝川23:57着

 

駅から少し歩いたところにあるホテルスエヒロが今日の寝床だ。ずっと布団だったのでベッドがとても新鮮。

疲れたのですぐに寝る。

 

6日目終わり。

 

【北紀行】X’mas北海道限界旅 5日目 網走→厚岸

前回のおさらい。クリパを終えた我々は道北から道東へとフィールドを変えたのであった。

 

今日からは後半戦、ここが折り返し地点となる。

そしてやはり朝が早い。この日は5時15分に2度目のアラームで起こされた。軽く身支度を済ませ宿を出る。

 

まずはウォーミングアップで2km程歩いて最初の目的地である桂台駅へ。

網走の市街地へは網走駅よりもこの駅の方が近く、朝や夕方は多くの学生で賑わっているという。矢印型の駅名標と雪国の歩道橋みたいなシェルターがかなり個性的で面白い駅だ。

桂台6:44発

 

釧網本線は進む事に景色が大きく変わって乗っていて飽きない路線である。知床斜里まではオホーツク海の絶景、冬には海を覆い尽くす流氷、清里町の辺りはのどかな農業風景、峠越え、雄大釧路湿原、茅沼駅のタンチョウ、川湯温泉や摩周で降りれば足湯もある。個人的にはどの季節に来ても楽しめる最強の観光路線だと思う。

そんな風景を見ながら朝ご飯を食べているとまさにタンチョウが現れた。

 

塘路駅で交換のため少し時間があったので降りてみた。

ログハウス調の駅舎が釧路湿原の雰囲気とマッチしていていい感じだ。中にはカフェとレンタサイクルの貸し出しをやっていたが、その日はやっていなかったのでいつかまた再訪したい。

そして交換列車は流氷物語号に使われるラッピング列車で、青いキハ54は新鮮な感じがした。

 

終点釧路の1つ手前、東釧路駅で下車。

東釧路9:55着

釧網本線花咲線の分岐駅。かつてはここから2つの貨物線も発着していた。その名残りか構内は少し広くなっている。転轍機の近くにある木造の詰所が渋くて良かった。

 

そこから東へ歩くこと20分、隣の武佐駅にやって来た。

この駅も非常に個性的で、駅の近くの跨線橋を登ると駅を隔てて左は原野、右はマンションが建ち並んでいてギャップが凄い。まるで荒○行動やC○Dの世界にいるみたいだ。

さすがマンション郡があるとだけあってかなり栄えていて、平日は学生も多そうだ。近くのマックに寄ってカロリーを摂取しまくった。

武佐11:18発

 

快速はなさきで一気に最東端の街・根室へ。

北海道にいるのに気温は3℃、こんなに暖かいとは思ってもいなかった。やはり今季は暖冬なのだろうか。

乗ってきた同じ列車に乗り込み早々に引き返す。

根室13:22/13:34

 

さあここからが本日のメインディッシュ、落石で下車。

落石13:54着

遮るものが無い広い空、周りには草原が広がっていて、あぁ最果ての地へ来たんだなぁとしみじみ実感する。

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自分らの他に地元住民らしき人が2人降りた。駅があるのは落石東の集落で、何故もっとメインの集落寄りに駅を作らなかったと言いたくなる。降りた人も落石漁港の方に住んでるようで鉄道は使いにくそうだ。約3kmの道のりを歩きやっと漁港に着いた。

 

何だこの景色は!地形がワイルド!何言ってるか分からないけどとにかくすごい景色が目の前にはあった。よくこんな所を開拓したなっていうのと、よくこんな場所がそのまま残っているなってWで驚いた。

 

落石漁港の端まで着いたら海の方を目指して歩く。目的地までもうすぐだ。

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ついに車道は無くなり僅かな轍だけを頼りに進む。この写真はアウトドア用品のパンフレットの表紙になりそう。

 

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ここが今回の目的地!落石海岸三里浜

花咲線定番のお立ち台だけどここに来れただけで大満足、もうお腹いっぱい。 

ギラリにはならなかったけど太平洋に沈みゆく夕日とそれを横目に走るゴーヨンを取れたのでオールオッケー!原野の中を走る姿はまさに地球探索鉄道そのものだった。

 

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その後なんとか折り返しの列車まで粘って光跡写真を撮ってみた。光源が全くないので少し暗めだけどテールランプが引き立ったのでこれもアリってことで。

撤収!ってなったけど真っ暗闇の獣道を歩くのはかなりキツかった。

落石18:25発

 

今日の宿は厚岸にあるので落石界隈をぶらぶらするのもいいけど駅数を稼ぎたいので根室行きに乗車。

 

お隣昆布盛で下車、アイヌ語でコンブが取れる湾という意味らしい。

やっぱり夜に来る秘境駅は楽しい。寒さも忘れて写真撮りまくってた。光源が少なくてなかなか撮るの大変だったな。駅の近くに羆の足跡があって震えが止まらなかった。

昆布盛18:30/19:22

 

厚岸20:43

今晩の宿は鈴木旅館さん。厚岸でリーズナブルな宿に泊まるなら厚岸大橋を渡って松葉町方面へ、歩くと少し距離があるが親切に送迎してもらった。渡った先にもセコマがあるので安心。

 

3人で過ごす最後の夜なのでセコマで北海道限定商品を買い漁ってプチパーティーをした。

今日は早く寝れるぞ!

 

5日目おわり。